
恥ずかしい話ですが、いつもセックスしたくてたまりません。妻だけでは満足できず、隠れて複数のセックスフレンドもいます。自分は、もしかしたら「セックス依存症」ではないかと思っています。セックス依存症を治すことはできますか?
●A.まずは、専門家に相談してみましょう。治療の糸口が見つかるかもしれません。
ご相談ありがとうございます。愛と性の専門家ラブセラピストNaomiです。
セックス依存症という言葉が一般に知られるようになったのは、世界的ゴルファーのタイガーウッズが謝罪会見を行った2010年からです。
具体的な症状は、セックスが頭から離れない、複数の相手とセックスをしてしまう、というものです。
これを病気と認定していない機関、専門家もいることは事実ですが、アルコール依存症と同じ病気として治療に取り組んでいる医師もいます。アメリカでは専門の治療機関があり、数週間で100万円以上費用がかかる場合もあります。
日本では、まだ残念ながら検査や治療ができる場所はほとんどなく、ひとりで悩んだままの潜在的患者が多くいるのでは? と思います。
この症状は、なかなか他人(特に妻や夫などのパートナー)には理解しがたいものです。
セックス依存症を理解してくれるパートナーでなければ、問題を告白した後、タイガーウッズのようにパートナーから離婚されるという可能性もあります。また、浮気だけでは済まず、レイプやちかん行為などの性犯罪の原因にもなるという深刻な面をはらんでいます。
●そんなセックス依存症の原因として、一番言われているのは「性ホルモンの異常」です。
「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」の著者として有名な、女性産婦人科医の宋美玄(ソンミヒョン)先生によると、「テストステロンというホルモンが何らかの原因で異常に多く分泌されると、セックスがしたくてたまらないセックス依存症の状態になる」と発表しています。
医療的な面では、このテストステロンを押えるホルモン療法が有効のようです。
また、セックスカウンセリングで自分の内面と向き合うことも有効と言われています。アメリカのように、セックスカウンセリングが一般的ではない日本では、なかなか抵抗がある内容だと思いますが、性のトラブルと真剣に向き合う医師も確実に増えてきています。
ご自身が「セックス依存症を治したい」という気持ちを持っているなら、一度専門機関に行かれることをオススメします。
●そして、一番大事なことは自分を責めないこと。
今は、セックスフレンドが数人いらっしゃるとのことなので、過度な我慢をしなくていいようですが、「どうしてもコントロールできない!」と思いつめた時はすぐに専門家へ相談してください。
もちろん、まずはラブセラピストNaomiに相談いただいても大丈夫ですし、ほかの専門機関、専門家もご紹介しますので、あわせてご覧ください。
・ラブセラピストNaomiへの相談窓口(facebook)- http://www.facebook.com/lovelesson
・宋美玄(ソンミヒョン)先生 公式サイト - http://www.puerta-ds.com/son/
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・あべメンタルクリニック(性問題の専門クリニックです)- http://www008.upp.so-net.ne.jp/abe-men/
(ライタープロフィール)
Naomi(愛と性専門家)/ラブセラピスト。はじめまして。元風俗嬢、愛とセックスの悩みを癒すラブセラピストNaomiです。21歳で結婚しましたが、セックスレス、不妊、流産を経験し離婚します。離婚後、お金を貯めるために風俗の道へ。癒し系No.1レディとして1千名以上のエグゼクティブ男性を接客。在籍中に、セックス技術や男性と女性の違いを研究。さらに、500万円以上を能力開発に自己投資します。2012年、日本からセックスレスやDV、悲しい離婚をなくすことを夢見て、「愛の学校」ラブセラピストアカデミーを立ち上げました。ラブセラピスト1000名育成を目指し、奮闘中です。好きな言葉は、『いつも心に太陽を』