
■ フライトに必要なもの
◎ 目薬、リップクリーム、ハンドクリーム
飛行機の中は空気が乾燥しています。リップクリームやハンドクリームは必須です。また、機内は照明が暗いことが多いので、映画を見たり、本を読んだりしていると目が疲れます。そんな時目薬があるととても便利ですよ。機内に持ち込みできる液体物は100ml以下という決まりがありますので注意しましょう!
◎ 歯磨きセット
10時間を越えるフライトだと食事が2回はサーブされます。食事の後、歯磨きをすると気分転換にもなっていいですよ。
◎ 羽織れるもの(カーディガンやストール等)
飛行機の中は一定温度に保たれています。しかし寒さ暑さは人によって感じ方が違いますよね。そんな時に1枚羽織れるものを持っていると、体温調節ができるのでとても便利です。夏休みのバカンスなどの際に、日本は暑いからといってサンダルで搭乗する人を見かけますが、足がものすごく冷えてしまいます。サンダルの方は必ず靴下を持参しましょう。
◎ スリッパ
靴を長時間履いている習慣がない日本人には必須だと思います。ビジネスクラスでもない限り、席の間は限りなく狭いので、靴を履いたり脱いだりするのも面倒です。1度脱いでしまったら後は着陸態勢に入るまでスリッパで通すと足の疲れ方が違いますよ。ドア付近の席に座る場合、機体が安定するまでは靴のままでお願いしますといわれたことがあります。避難の際、ドア付近の席の人はCAのお手伝いをする義務があるためかと思います。
◎ 本や雑誌
筆者は読書が大好きなので、多少重くても大量に読みたかった本や雑誌を持ち込みます。最近はKindleなど、書籍が電子化されているので、バッテリーさえ確保できれば、荷物があまり増えずに書籍が楽しめるのは便利ですよ。電子書籍の場合、海外からのダウンロードができないケースもあるようです。出発前に準備しておくことをお勧めします。
◎ おにぎりやお茶
機内食がはずれの場合も結構あります。初めて利用する航空会社を利用する場合、筆者は必ず搭乗ゲートの近くでお茶とおにぎりを購入することにしています。機内食がサーブされるタイミングで必ずおなかが減るとも限りません。また、機内が乾燥しているため、自分のタイミングでのどを潤すことができるのもストレスを溜めない利点です。
長距離フライトの場合、機内食以外にちょっとしたお菓子などがサーブされたり、自分でギャレーに取りに行くことができる場合があります。しかしながら、コスト削減のせいなのか、質が落ちていると個人的には感じます。また無料だからといって、他の人のことを考えずに大量に確保する方がいらして、本当に必要な人がもらえないこともあります。最低限のマナーは守るようにしましょう。
空港によっては搭乗ゲート後に手荷物検査をする空港もあります。その場合、購入した液体物は没収されてしまうので、搭乗ゲートがどうなっているのか必ず確認してから、飲み物は購入しましょう。
■ 実際の飛行機での過ごし方
準備万端で飛行機に乗っても、長時間フライトはやはり疲れます。ちょっとでも疲れを溜めないために筆者が必ずやることは以下の6つです。
◎ STEP1 時間を決めて、WCへ行く
尿意をもよおすまでWCに行かないのではなくて、2時間おきに行くなどと時間を決めてWCへ行きます。これはちょっとでも動くことでエコノミー症候群を防ぐ意味もあります。
◎ STEP2 人目を気にせずストレッチをする
ドアの付近などちょっと隙間があるところで、ストレッチをします。人に見られるのはちょっと..と気が引けるかもしれませんが、思い切ってアキレス腱を伸ばしたり、肩をまわしたりすると、かなり気分転換ができます。
◎ STEP3 必ず仮眠を取る
気分が興奮しているためなかなか眠れないとは思いますが、電気やモニターを消して、目を閉じてじっとしているだけでも、疲れ方が違います。運よく2-3時間眠れたらラッキーです。
◎ STEP4 お酒を飲みすぎない
欧州系の航空会社はおいしいワインをそろえていることもあります。つい飲みすぎてしまったり、高度が高いため、普段は酔わない量でも簡単に酔ってしまったりします。食事のついでにちょっと嗜む程度がよいかと思います。
ちなみに筆者は悪酔いしてしまい、一緒に搭乗した友人と大笑いしていたところ、外国人のCAに説教されたことがあります。人として恥ずかしい思いをしないように気をつけましょう。
◎ STEP5 柑橘系のジュースもしくは炭酸入りのお水を飲む
普段はまったくジュースを飲まない筆者ですが、フライトのときはジュースや炭酸入りのお水をよく飲みます。さわやかなのど越しが気分転換にぴったりだからです。JALだと「スカイタイム」というゆずのオリジナルジュースがあって、これは地上ではなかなか飲む機会がないものですので、ぜひチャレンジしてみてください。
◎ STEP6 隣の人と話せないか試みる
おしゃべり大好きな筆者は一人で飛行機に乗る場合は、隣の人とおしゃべりができないか試みます。きっかけつくりのために、相手が鼻をすすっているようならポケットティッシュを差し出すとか、物を落としたら拾ってあげるといったことを積極的にします。筆者の経験としては、自分が知らないような情報を教えてくれたりして、楽しい思い出が多いです。
■ 終わりに
行きのフライトはこれから楽しむ旅行の準備、帰りのフライトはこれから現実に戻るための準備と捉えて、どうしたら効果的な過ごし方ができるかいろいろと模索するのも、旅行の一部で楽しいですよ。機内は他人同士が狭い空間に何時間も閉じ込められるというとてもストレスフルな環境です。他人に迷惑をかけないように、常識ある行動をしましょう。
(著:nanapiユーザー・chama2010 編集:nanapi編集部 写真:街画ガイド)
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