
近年はドイツで開催されるIFAなども規模を増し、大きな会社は自社イベントにも力を入れるなどしてきており、CESでお披露目される新製品や新技術は少なくなってきている。しかし、市場的にはかなり大規模の北米を対象にしたCESは、その年の最初に行われることもあり、その年の1年間のトレンドを知るには重要なイベントに位置づけられている。
今までは




例年のプレスカンファレンスを見る限り、


2012年はスマートTVが注目され、実際に様々な製品が公開されたが、3D以上に流行っていないと個人的には感じている。2013年に特に注目されるのはどんな分野になるのか、現時点では見えてきていないためCESに行くことで今年のトレンドをチェックしたいと考えている。
■行くなら早めに手配しよう
CESに日本から訪れるための航空券やホテル代は例年、ぼったくり価格にまで高騰するが、今年は従来以上のようだ。去年までは早めに手配しておけば日本からアメリカ西海岸までは8万円程度、そこからラスベガスまでが2万円程度からで10万円程度で行くこともできた。
開催1か月前の記事執筆時点で、日本から西海岸まで最低料金で12万円程度、西海岸からラスベガスまで3万円くらいからとなって、安く乗り継ぎの悪い便で15万円前後、利便性の高い便だと20万円程度となっているようだ。
ちなみに日本語が通じない航空会社を選ぶなどして、ぎりぎりまで安くすると6万円程度で往復できたりもするが、飛行機の整備状態や、ほとんど倒れない椅子、飛行中の機内食等に耐えられるかといった別の問題もあったりする。
航空券の空き席も少なくなっており、前後の日程でも高くなっているようなので、もしも行くかどうか考えていて、なるべくコストを抑えたいなら早めの航空券の手配をおすすめする。
2006年に廃止されてしまってから、日本とラスベガスの直行便はないが、デルタ航空が


それ以外は昨年までとあまり変わっていないが、比較的利便性が高くコストパフォーマンスも良かったインペリアルパレス(Imperial Palace)はザ・クアッド(The Quad)という名称になった。
ホテル前の見事な噴水とCESの会場でもあったベネチアン。今年はブルーマンのショーはベネチアンからモンテカルロへ移動したため、ベネチアンにはブルーマンの看板などはない。また、関連イベントがストリップ地域の南側にあり、メイン会場との交通の便があまり良くないマンダレイベイで行われるなど、細かい部分での変更もあるので毎年行っている方も注意しよう。まずは会場の見取り図とうをスマホに取り込むなどしておくといいだろう。
2013 International CES
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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ITライフハック 12月04日13時00分