
最近では親が子供の裸の写真を現像しようとしても、現像依頼を受け付けた店側は子供の裸の写真は現像しないらしい。
一昔前は幼児が裸でプールで水遊びをする写真などをよく撮る親がいたが、最近はどうなのだろう。
一歩間違えれば「どこかに売っているのでは?」「そういう趣味?」と疑われかねない昨今、子供の写真の撮り方一つも問題になるのだ。
フランスでもこの「子供時代の裸写真」で母娘が大もめ、訴訟に発展しているようだ。
フランスのモデル・女優のエヴァ・イオネスコさん(47)は「子供時代に母親にヌード写真を撮られて雑誌に掲載され、今は精神的なダメージを受けている。私の子供時代を返して欲しい」と、自身の母親で、女流写真家のイリーナ・イオネスコさんを虐待で訴えており、精神的損害賠償として20万ユーロ(約2200万円程度)を要求していたのだ。
彼女の母親、イリーナさんは知る人ぞ知る有名女流写真家で、特に娘のエヴァさんの子供時代のヌードをテーマにした作品で知られ、プレイボーイやペントハウスなどの有名誌のヨーロッパ版で多く掲載されたのだ。
エヴァさんが11歳の時にプレイボーイ誌にヌードが載ったが、(1976年)これはプレイボーイ史上最年少のヌードモデルである。
もちろん母親のイリーナさんは写真家=芸術家である。芸術的目的で撮影したのだろうが、エヴァさん本人はこの時11歳であり、撮影の目的の真の意味を完全に理解することは若干難しい年頃ではある。
当初はなんとなくあまり意味がよく分からずに撮影に応じたものの、後々大人になってから辛くなる、という話はよくあるものだ。
エヴァさんの弁護士は「小さい子の脚をあんなに開かせて。ああいった写真が芸術というなら、私は芸術なんて理解できなくて結構ですね」と嫌悪感を示している。
一方、母親のイリーナさんの弁護士は「1970年代当時はこういった写真も受け入れられていた雰囲気があったのです。写真うんぬんより、娘さんはお母さんが好きではないのでしょう」とコメントしており、当時のエヴァさんのヌード写真が「芸術作品か、子供の尊厳をけなす卑猥な写真か」ということが論点になったようだ。
この裁判の判決、結局エヴァさんの要求額には及ばす、1000ユーロ(約111万円程度)の支払いを母親のイリーナさんに言い渡す結果となった。
この、どこかいびつな母娘関係。
エヴァさんはイリーナさんという芸術界に身を置く人間を母にもったからこそ、現在の彼女がある。しかしその一方で1977年にはイリーナさんはエヴァさんの親権を失い、エヴァさんは超有名靴デザイナーであるクリスチャン・ルブタンに育てられた。
写真家のイリーナさんが見込んだ最高の被写体が幼い我が子の裸体であったことは、芸術家として、母として幸運だったのか悲劇だったのか。それは誰にもわからない。
ちなみにエヴァさんの子供時代の写真集は、アマゾンレビューでは大絶賛されており、「芸術品」としては高い評価のようだ。
【記事:猫姫】
参照元:Daily Mail
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