
私たちの体になくてはならない五感の一つですが、「なぜか無性にあのにおいをかぎだい」と思うにおいもあるもの。ついついかぎだくなるにおいについて、マイナビニュース会員に聞きました。
調査期間:2013/1/8~2013/1/16
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 967件(ウェブログイン式)
■もはや鉄板? 体のにおい
「頭皮のにおい。脂が多く、夕方にはにおいが気になるので、ついつい指で頭皮を触って、におっていないかかいでしまう」(31歳/男性)
「耳の裏。くせになるにおい」(25歳/男性)
「足のつめの間にたまったあかのにおい。銀杏みたいなにおいがして、くさいけれど何度もかいでしまう」(25歳/男性)
「おなら。より臭いのをかいでみたいから」(31歳/男性)
中には「自分の手のひら」(49歳/男性)という人も。筆者は無臭だと思っていたのですが、手のひらから一体どんなにおいがするのでしょうか。
■健康的なにおい
「掛け布団。干したにおいが好きで、子どものころからついクンクンやってしまう」(33歳/女性)
「土のにおい。遠足気分を味わえるので」(22歳/女性)
「滝のにおい。いろいろ洗われる気がする」(38歳/男性)
一説によると、干した布団のにおいは繊維と太陽の光が化学反応したときに生じるものだそう。嗅ぐとリラックス効果が得られるので、自然とかいでしまうのかもしれません。
■ちょっとヤバめなにおい
「新品のスニーカーからするゴムのにおい。化学原料のにおいだと思うのですが、何だか落ち着くので。靴屋に行ったら必ず嗅いでます」(26歳/男性)
健康的なにおいとは対照的に、ヤバいにおいをかぎだいという人も。病みつきになる前にやめてほしいものです。
■なぜかぐ?と言いたくなりそうなにおい
「切符の裏のにおい。機械から出てきました!という感じのにおいがいい」(22歳/男性)
「新品の服。新しいにおいなのでテンションがあがる」(26歳/女性)
「自転車のタイヤについてしまったイヌのフン。本当にフンなのか気になるから」(29歳/男性)
犬のフンをかいで「やっぱり犬のフンだ!」と言うのでしょうか。触らぬ物にたたりなしではありませんが、自らを危険にさらす必要なないと思いますよ。
人がつい何かのにおいをかいでしまうことの理由は、「野性的な本能から」や「不安をぬぐいたい心理から」など諸説あるよう。とはいえ、人の見ている前で何でもかんでもかいでしまい「変な人」なんてレッテルをはられないよう心がけたいところです。
(山本莉会/プレスラボ)