
タレントの東ちづる(52)が11日、都内・

2011年3月11日の



まず、梅村監督が同作を観て、「試写でアラが気になってしょうがなかった。実は劇場版をちょっと変えてるんですね。役所さんに電話して来てもらって、言葉も変えてもらいました」と、わざわざナレーションを録り直したことを告白。これに東は「役所さんいい方ですね~!」と感心していたが、梅村監督は「物凄い怒られました」と、ベテラン俳優からお叱りを受けたよう。これには東も「そりゃ一回生み出したものをまた変えるんだからね」と、うなずいていた。






同作について、東は「ジャンルが違うというか、映画として面白い。そして、考えさせられる。ニュースや新聞では伝わってこない現実の絶望や悲しみ、怒り、そして希望も見える」と、称賛。






そして、「道路がつながった日にプランを持って東北に入りました。人間の心がどう再生していくのか記録に撮りたいと思って、リーダーの工藤さんや和泉さんを追いかけました」と、同作を作るきっかけを明かした。
リーダーの工藤さんが失踪し、「あのときは僕も失踪しようかなと思いました」と、苦々しい表情を浮かべた梅村監督は、「最初はまったく(カメラを)回せなかったですね。図々しくレンズを向けるなんて」と、苦労したことを吐露。だが、「


「伝えるより伝えたい気持ち」
さらに梅村監督が「伝えるということと、伝わるということは違うなと思いました。伝えるというより、伝えたいという気持ちですよね。キャンピングカーを借りて、ほぼカメラマンは常駐で10ヶ月回しました。そしたら、FMスタッフがご飯とか持ってきてくれるんですよ」と、現地の人と打ち解けたことを語ると、東も「そこまでしないとカメラ回してくれないですよね。大変なんですよね、ドキュメントって。やっぱりカメラ向けると構えちゃうから」と、うなずく。
ここで東は、震災で家族が流された元白血病患者の女性の友人との電話のやりとりを回想。「お父さんの遺体が見つかったけど、被曝しているかもしれないから、自衛隊や役所の人が処理するので、会えないと。私が『泣いた?』って聞いたら、『泣けないよちづるさん。避難所には自分だけが生き残った人がたくさんいるのに。泣けないよ!』って怒り始めたんです。電話を切って5分後に電話をすると、避難所の裏で怒りをぶちまけるようにしてうわーって泣いたんですよ。その後に『泣けてよかった。絶望するって大切だね』ってメールがきたんです」と話したところで、東も感極まり、目が潤んでいた。
また、東は障害のある人や生きづらさを抱えた人の創作活動や表現活動の支援などを目的とした一般社団法人『Get in touch』で理事を務めており、4月2日に



イベントは午後6時15分より


『ガレキとラジオ』は4月13日より

東ちづる
東ちづる
梅村太郎監督
フォトセッション
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