
10月19日、イギリス北部にあるブラッド

ロバート・ピーター・ムーア被告(31)は、児童ポルノなどその他、膨大な量のポルノをコレクションしていた。中には、ヤギや豚、馬、タコとまで性行為を行っているポルノもあった。
ムーア被告の有罪を求めた検察側は、彼の性的異常性は、彼のコレクションそのものが、何より物語っている、と主張した。
また、警察は他にも82点の児童ポルノを彼のハードドライブから押収しており、それらは内容のハードさによって1~4にレベル分けされていた。
一方、ムーア被告は自分が性的異常者であることを否定し、所持していたポルノがレベル分けされていたというのは、ただの偶然で意図したものではないと主張した。
彼の弁護士は、「彼は広い範囲に渡る膨大な量のポルノ収集家で、児童ポルノや動物との性行為のポルノもその一部にすぎず、それらのみを鑑賞することを目的に意図して集めた訳ではない」とした。
結果、児童ポルノの所持のみが有罪とされ、ムーア被告は、求刑より軽い、懲役6ヶ月執行猶予2年の判決が言い渡された。他に、180時間の無賃労働が課され、彼の名前は7年間性犯罪者リストに名前が記載される。
ムーア被告は、性的嗜好に関して問題があると認めなかったので、性犯罪者の治療プログラムに参加には値しないとされた。
無類の映画好きと同じように、無類のポルノ好きというのも存在するだろうが、大好きだからこそ、その分野に強いこだわりを持ち、自分が観たいもの好きなものだけを手元に置いておこうと思うものではないだろうか。治療プログラムを受けない彼が、また裁判所に舞い戻ってくることがないよう、心から祈りたい。
【記事:りょーこ】
参照元:Mirror
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