

社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分及び、自由時間における主な活動について調査し、各種行政施策の基礎資料を得ること目的とし、1976年の第1回調査以来5年ごとに実施している統計調査。
平成23年の同調査では、全国の世帯から無作為に選定した約8万3千世帯に居住する10歳以上の世帯員約20万人を対象に、平成23年10月20日に実施。
「災害に関係した活動」の状況に関する取りまとめを要約すると下記の通りとなる。
災害ボランティア活動を行った人の状況は、災害ボランティア活動を行った人は431万7千人で平成18年に比べ約3倍
35~54歳の幅広い年齢層で5%以上の行動者率
雇用されている人の行動者率は、男女共に企業規模が大きくなるほど高い
在学者の行動者率は、小学生から大学院生まで全て上昇
過去1年間に行った日数、および時間の状況は、「年に1~4日」行った人が309万人と最も多い
1日当たりの活動時間(平均時間)は、男性が女性より長い
地域別の状況は、




10歳以上の人について、平成22年10月20日~平成23年10月19日の1年間で、災害ボランティアを行った人の数は431万7千人となっており、平成18年の132万人に比べると約3倍となっており、男女別に見ると、男性が184万人で女性が247万7千人となっている。
なお、災害ボランティア活動を行った人の割合は3.8%で平成18年の1.2%と比べると、2.6ポイント上昇している。
行動者率を年齢階級別にみると、40~44歳が最も高い5.6%、次に35~39歳および45~49歳が5.5%、50~54歳が5.0%となっており、35~54歳の幅広い年齢層で5%以上になっている。
また、平成18年と比べると、全ての年齢階級で上昇しており、35歳~49歳では4.0ポイント以上上昇している雇用されている人について、行動者率を男女/企業の従業者規模別にみると、社会貢献活動の一環として、ボランティア活動の支援などを行っていることもあって、男女共に企業の十行規模が大きくなるほどに高くなっている。
在学者について、行動者率を平成18年と比べると、「


また、学校の種類別に見ると「

災害ボランティア活動の行動者数を過去1年間に行った日数(頻度)別に見ると、「年に1~4日」行った人が309万人と最も多くなっており、災害ボランティア活動を行った人の約7割を占めている。
平成18年と比べると、全ての頻度で行動者数が増加している。
災害ボランティア活動の行動者率、行動者について平均した過去1年間の行動日数を示す平均行動日数、及び1日当たりの平均時間を男女別に見ると、行動者率は女性が男性より高くなっている。
一方、平均行動日数は男性が女性より多くなっており、1日当たりの平均時間も男性が女性より長くなっている。
災害ボランティア活動の行動者率を都道府県別に見ると、


次いで


これは平成23年3月11日に発生した

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